頑張り屋の長男くん

クチーナパパの趣味の1つにボウリングがあります。

趣味と言っても半年前位に始めたほぼ初心者みたいなものですが…

夜勤明けや休みの日など、昼間から酒を飲んでしまう習慣を変えたくて始めました。

(みんなが働いているときに飲む酒が一番うまいと思っていました)

もう三十路なので、健康のために今は時間があればすぐに近くのラウンド〇ンに行きせっせと運動しています。

そんな感じでボウリングに明け暮れていると、長男が興味を持ってくれたようで一緒に行ってくれるようになりました。

子供の成長は本当に速いですね!

なんでも頑張ればできるようになるという感じ…

大人になって、好きこそものの上手なれ。の言葉の意味がよくわかった気がします。

長男はまだ10歳で、数えるくらいしかボウリングに行っていないのにも関わらずすごいスコアを叩き出したりします。

この間なんか長男が159点を出して危うく負けそうになりました。

ボウリングの球も、いつの間にか12ポンドを使いこなし、球速も24キロとか出すのでどんだけ怪力やねんと驚きました。

しかもフォームが綺麗ですごいなぁと感心させられています。

そんな長男ですが、生き物が大好きです。

よく虫を捕まえてきては「育てていい?」とよく聞いてきました。

しかし、僕も妻も虫が苦手であるため、簡単には了承せず、カブトムシを1シーズン育てたくらいしかしていませんでした。

そんな息子が、9歳の誕生日の時に「なにか生き物を育てたい」と提案してきました。

生き物を飼うことは悩みましたが、長男が絶対にお世話をするというので、一緒にペットショップに行き、ハムスターに出会って飼育することになりました。

そこからもう1年半ぐらい経ちますが、長男はハムスターのお世話を一度も忘れたことがありません。

こちらから声をかける必要なんて一切ないです。

自分のクリスマスプレゼントにハムスター用の床ヒーターをお願いしたりしていました。

そして朝、晩のごはん、1日1回の水交換、ゲージの掃除はもう500日ぐらい毎日続けています。

最近はハムスターもおじいちゃんになってしまって今まで食べていたフードが硬く食べられなくなったようで、その状態の変化にもすぐに気づいていました。

それからは毎回少量の水にフードを入れ時間をかけてふやかし、少しつぶしてあげています。

そのおかげで、ハムスターも食事がとれるようになったようで今も元気に生きています。

長男のしているお世話がすごすぎて、なぜそこまで頑張れるのか聞いてみました。

「○○にずっと生きていて欲しいから。当たり前やん」と。

思わず、こちらが涙が出そうになりました。

長男は、ハムスターの本も買って熟読していたので、もう死期が近いこと理解していると感じました。

子供なのに、命についてそこまで考えられていることにも驚きました。

確かに、自分でなんともできない存在が居てて、それが自分にとって大事だったらお世話することなんて当たり前やなぁ…

そーいえば!

僕自身全く同じことを、長男が生まれたときに思っていたことを思い出しました。

こんなに可愛くて、自分で何もできないんだから俺がなんとかして守ってあげないと!

それからは仕事にも気合が入るようになって、男としても一つ成長させてもらえたかなと思っています。

子供がいる確かに、自分がやりたくてもできなくないことなど多々出てきます。

自分自身若くで一子に恵まれたこともあってか、当時の自分は正直頼りない親だったと思います。

しかし、子供が成長するように親も成長します。

子供から教えもらうってことがすごく多く、自分の人生が豊かになっていっていると感じています。

意外と子供をもつっていいんだな。と

思ってもらえると嬉しいです。

まあ僕自身あらゆる面でまだまだ修行中なので、大したことは言えませんが…

ただ今が幸せであることは間違いないです。

これからも楽しく成長しながら頑張っていきますので、皆さんも一緒に頑張っていきましょー!

ではでは~

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