これから料理を頑張ってみようかな!
って
家庭円満を目論むやる気に満ちたパパ達
そんなパパ達に聞きたいのですが
料理のさ・し・す・せ・そ はご存じですか?
クチーナパパは
どっかで聞いたことがあるような…
テレビでも見たことあるような…
程度の知識でした。←知識でもなんでもないですね
これから料理自慢になって妻と子供にモテるためには
ぜひともちゃんとした知識として持っていたい!
なので
一生懸命勉強することにしました。
すると
料理のさ・し・す・せ・そは
ただ調味料の頭文字をとって覚えやすくしてるだけではないことや
各調味料の特性や役割を学ぶことができたので
これから料理を頑張っていこうと思っているパパ達と共有して
みんなで料理に対する知識を深めて
一緒に料理自慢になっていきたいなと思ったのでぜひぜひ学んでいってくださいね。
料理のさ・し・す・せ・そってなに?
料理のさ・し・す・せ・そ
の正体は…
さ = 砂糖
し = 塩
す = 酢
せ = 醤油
そ = 味噌
なるほど!
それぞれの頭文字をとって覚えやすくしてるのか!
と思ったら
”せ・そ”は全然頭文字じゃないですね
”そ”はみその”そ”だとはなんとなくわかりますが
”せ”がなんで醤油やねん
ってなりますよね。
少なくとも僕は調べながら
一人で勝手にツッコミを入れていました(クチーナパパは関西人です)
しょうゆって旧仮名遣いをすると
”せうゆ”
になるそうです。
昔は「しょう」を「せう」と表記したそうで
例えば
「〇〇しま”しょう”」を「〇〇しま”せう”」と書いてたみたいです
これならなんとなくなじみがあるというか聞いたことがありますよね
なので
醤油 = せうゆ
になるので
”せ”は醬油(せうゆ)になるということです。
そんな昔から現代に至るまで言い伝えられている
料理のさ・し・す・せ・そ
よほど大事な言葉だと思いませんか?
料理のさ・し・す・せ・そは調味料の入れる順番だった!?
料理のさ・し・す・せ・そが基本調味料の5種類であることはわかりましたね
これはただ語呂が良くて呼ばれているのではなく
実は日本料理における調味料を入れる順番まで担っていたのです!
すごいですよね
さしすせそが先なのか
日本料理の基本が先なのか
まるで、にわとりたまご理論です!
いや、ちょっと違いそうですね(笑)
それでは気を取り直して理由について説明していきます
1、砂糖を1番に入れる理由
砂糖は分子構造が大きいため、素材になかなか浸透しません
砂糖が浸透することによって、食材の組織内の水分を引き付け
肉などのコラーゲンと水が結びつくのを助けてくれるので
食材をやわらかくする効果があります
2、塩を2番に入れる理由
塩には浸透圧の効果により、素材の水分を出して素材を引き締める効果があります
なので、砂糖が食材にしっかりと浸透してやわらかくなってから加えないと
食材が硬くなってしまう原因になってしまいます
3、酢を3番目に入れる理由
食材に味が浸透するのを妨害してしまうためです
しかし
酢の酸味を生かした料理をする際には火からおろす直前に加えて
風味が飛ばないようにするといった調理法もあります
4、醤油(せうゆ)を4番目に入れる理由
醤油の香りを生かすためで、仕上げの直前に使うことがコツです
また
高温で煮詰めたりすると焦げ付くなどして風味を損なうので注意してくださいね
味を染み込ませたい場合は、先に半分入れて残りは最後に加えると醤油の風味も残ります
5、味噌を5番目に入れる理由
味噌は煮立てると香りも風味も飛んでしまいます
仕上げに加えてひと煮立ちしたら火を止めると香りや風味が損なわれないです
砂糖、塩、(酢)は食材の味に直接関係する部分で
(酢)、醤油、味噌は調味料本来の風味などを生かすために必要な順番ということですね
なるほど、なるほど
言われてみれば確かにって感じですよね。
しっかり味付けをするため
風味や香りをしっかり感じるため
日本料理は繊細な料理なのだなあ…と感じました。
昔から当たり前のように食べていた我々日本人にとってはなじみがある気がします
調味料のそれぞれの役割
調味料を入れる順番が大事っていうのはわかったけど
どういった場面で選択すればよいの!?
ってなりますよね
なので
調味料のそれぞれの役割を書いていきたいと思います
1、砂糖の役割
・甘みをつける
・料理のコクや照りを出す
・食材をやわらかくする
・料理のうま味が増す
・食材の臭みをとる
2、塩の役割
・料理の味を引き締めて、塩味をつける
・料理の酸味を和らげる
・殺菌・防腐・臭み消し
・ぬめりやアクをとり、水分を出す(食材の下処理時)
3、酢の役割
・料理に酸味や風味をつける
・料理の塩味を和らげる
・タンパク質を固める
・変色防止、漂白(食材の下処理時)
4、醤油(せうゆ)の役割
・塩味やうま味、甘味、味に深みを与える
・料理の色付け、香りづけをする
・食材の保存性を高めてくれる
5、味噌の役割
・塩味とうま味、香りづけをする
・食材の臭みをとる
・味にコクを出す
・全体をまろやかな味わいに整える
・食材の保存性を高めてくれる
といった役割がそれぞれにあるんですね。
調味料の役割がわかれば
あとは決めたい味付けを思い浮かると
なんとなく料理で使っていけそうですよね。
【おまけ】令和版料理のさ・し・す・せ・そが面白い
料理に自身がない人や
初めての料理を作る時の人って
ちゃんとレシピ通りに作ればよいのに
なぜか自己流のアレンジしてしまうことが多いみたいで
なかなかうまくいかなくなる時がありますよね。
クチーナパパも昔はそんな感じでした。
勝手に隠し味をいっぱい入れてしまい
隠れるどころか前面に主張させてしまったり
失敗したなあ…とめげることが多かったです。
料理のさ・し・す・せ・そについて調べていると
最新版と謳われているものを発見しクリックすると
するとこんなさ・し・す・せ・そに出会いました。
アレンジ料理で失敗してしまう人向けの料理のさ・し・す・せ・そ
さ = 逆らうな。レシピ通り作れ。
し = 省略するな。レシピ通り作れ。
す = 好き嫌いするな。レシピ通り作れ。
せ = センスに頼るな。レシピ通り作れ。
そ = そのままでいいんだ。レシピ通り作れ。
めちゃくちゃ面白くないですか?
昔の自分に読ませてあげたかったです(笑)
いや、今見てもためになりますね!
太古の昔から言われている料理のさ・し・す・せ・そ
はもちろん大事だと思いますが
料理初心者にとっては、案外このアレンジ料理で失敗してしまう人向けの料理のさ・し・す・せ・そ
こそ大事かもしれないなと思って載せました。
最後に
醤油(せいゆ)を覚えてもらえるよう
全ての醤油(せいゆ)に読み仮名を付けました。
覚えたからどうやねん!
と思うかもしれませんが
子供に話してあげると
「パパって物知りですごーい」って言って褒めてもらえますよ(笑)
あとは
今まで調味料の順番なんてなにも考えずに料理していたので
どうりで煮物とかうまく作れなかったはずだと思いました。
多分
レシピ本とかにはその旨書いてあったのだろうけど
きっとちゃんと読んでなかったんでしょうね
まさに
アレンジ料理で失敗してしまう人向けの料理のさ・し・す・せ・そですね。
この名言を考えた人すごいですよね
ギャグセン高すぎでしょ。
なんにせよクチーナパパも今回知識として身についたので
これからはもう少し日本料理を美味しく作れそうな気がします。
では、皆さんも時々見直して(醤油の読み方忘れたときなど)
料理作りの参考にしてくださいね。
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